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福原淳嗣大館市長が「ふるさと大館のまちづくり」をテーマに講義

本学の後期授業「医療と福祉のマネジメント」では、今年度より大館市職員の方々をゲストスピーカーとしてお招きし、本学教員とのオムニバス形式で授業を行っています。第4回目となる10月25日の授業では、大館市長である福原淳嗣氏が『ふるさと大館のまちづくり』をテーマに授業を行いました。

特に、学問と人との出会いが成長するきっかけとなったご自身の体験談とユーモアを交えた「ふるさと秋田のために、我が大館が出来ることは何か」については、学生たちも一層真剣に聞き入り、考えている姿が印象的でした。

大学が所在する行政機関とのタイアップ授業はもとより、地元市長による授業は、全国的にも非常に珍しく大変貴重な機会となりました。通常は看護学科と福祉学科の1年生を対象に開講している授業ですが、2年生以上の学生や教職員なども聴講し盛況な講義となりました。

受講した学生からは「地元大館市の取り組みを具体的に理解することができました」「市長の講義はとても親しみやすさがあり、一層将来の目標を目指す意欲が高まりました」などといった感想が聞かれました。

地域包括支援が注目を集めているとおり、これからの地域における医療と福祉については、今まで以上に地域が一体となった予防への取り組みや支援体制を構築していく必要があります。この授業は、福祉学科秋田キャンパスにも遠隔講義システムを利用して配信されており、本学では今後も看護や福祉、そして行政分野で幅広く貢献する人材、地域の皆さまに親しまれる人材を育てていきたいと思います。