トピックス

平成30年度 卒業証書授与式を挙行 -誇りを胸に95人が巣立ち-

3月15日に、本学大教場で平成30年度秋田看護福祉大学卒業証書授与式を行いました。

今年度は、本学11期生が卒業となり、看護福祉学部看護学科59人、同福祉学科36人の計95人が巣立ちました。

小泉正樹学長より、卒業生に向けて「皆さんは、これから保健・医療・福祉分野の第一線で働くことになります。社会人として立派に活躍するためには、更なる研鑽が必要です。超高齢社会を、迎えている今、看護職と福祉職の役割は益々重要になっています。一方で、両分野の人材不足が指摘され、その一因として、退職者が一定数いることが挙げられます。職場を辞める人は、自分の置かれた環境に不満を持つ傾向にあり、仕事に満足している人は、仕事そのものを理由として挙げる傾向にあるのです。社会人一年目は、慣れない環境の中、簡単な作業や辛い仕事を任され悩むこともあるでしょう。やりがいのある仕事ができなくとも、心をこめて取り組めば仕事は何でも面白くなります。ですから、仕事から逃げないでほしいと思います。是非とも仕事の中に生きがいを見つけ、職場からそして地域から信頼される人材になってほしい」と告辞がありました。

卒業生を代表して、福祉学科の伊藤みずほさんが「困難を抱えた人が安心を取り戻せるように手を差し伸べることが、私たちの担う役割です。本学で学んだ知識・技術・人間性を実社会に生かし、地域に貢献できるよう日々精進してまいります。新たな一歩を踏み出す私に、勇気をくれたクラスメイトと、最大限の支援をしていただいた先生方、そして、この大学で成長できるチャンスを与えてくれた家族に心より感謝いたします」と述べました。

卒業生の皆さんは新たな一歩を踏み出しました。本学で学んだ知識と、誇りを胸に新しいステージで活躍し、社会に貢献してくれることを願っています。

ご卒業おめでとうございます。