本学の特色ある授業

「医療と福祉のマネジメント」

地域密着型授業の展開

「医療と福祉のマネジメント」は看護学科・医療福祉学科の学生が共に学ぶ共通科目であり、遠隔講義システムを用いて秋田キャンパスの学生にも同時配信されます。
少子高齢化や価値観の多様化による社会構造(家族構成、働き方など)の変化に対し、国や地方公共団体は国民(住民)の福祉の維持向上のため様々な政策・施策を展開しています。
本授業では、本学教員のほか大館市の行政職員や病院職員(看護師など)が複数回の授業を担当します。

福祉行政を中心に、市役所の役割、議会との関係なども含め、仕事の内容、直面している課題とその取り組みのほか、市の政策決定システムなど生の地方行政を学びながら、大学のある大館市への理解を深め、地域で活躍する人材を育成することを目的としています。

特別講義では、大館市長による「大館のまちづくり」をテーマに開講を予定しています。
身近な市町村の保健・医療・福祉行政をリアルタイムで学ぶことができる全国でも非常にめずらしい授業を展開しており、学生はこの授業で学んだ知識を、以後の講義や実習に活かしています。

大館市長の講義の様子